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育児が大変なのはいつ?年齢ごとに変わる“負担ポイント”をわかりやすく解説

「育児っていつまで大変なんだろう…」
「今が一番しんどい気がするけど、これから楽になるの?」

そんな気持ちを抱えながら、毎日子どもと向き合っている人も多いと思います。
私自身、育児書を読んでも SNS を見ても“みんなつらそうな時期がバラバラで混乱した”という経験がありました。

結論を先に言うと、
育児の大変さは「ずっと同じ」ではなく、年齢によって負担の種類が変わる ということ。
体力的にきつい時期、精神的にしんどい時期、手が離れても別の悩みが始まる時期…と、フェーズが移り変わっていくのが育児の特徴です。

この記事では、主に 0歳〜小学校低学年まで を中心に、
「どの時期に・どんな大変さがあるのか」を整理していきます。


この記事でわかること

  • 育児の「しんどさ」が何歳でどう変化していくのか
  • よく言われる“育児の山場”とその理由
  • つらさを軽減するために活用できる仕組み・サポート
  • 「いつになったら楽になる?」という疑問に対する考え方

目次

育児が「大変だと感じる理由」は年齢ごとに変わる

育児の負担には、大きく分けて次の3種類があります。

  1. 肉体的負担(睡眠不足・抱っこ・体力勝負)
  2. 精神的負担(イヤイヤ期・親子関係・ママの自己否定)
  3. 環境的負担(送迎・習い事・学校・人間関係・家事との両立)

この3つのバランスが、子どもの年齢に応じて変化していきます。
「今が大変=ずっと大変」ではないけれど、次の壁が来る…というのがリアルなところです。


年齢ごとに変わる“負担ポイント”

0〜3ヶ月(新生児期)

・昼夜逆転、授乳・おむつ替えの連続
・睡眠が細切れで「まとまって眠れない」
・自分の時間ゼロ、産後の身体ダメージも残る

→ 体力と睡眠不足のピーク。ワンオペなら特にきつい時期。
※ 私自身もこの時期が最もつらく感じました。睡眠不足が続くことで、体力以上に気持ちが揺さぶられた時期でした。


4〜11ヶ月(寝返り・はいはい・つかまり立ち期)

・動き始めるため“常に見ていないと危ない”
・離乳食が始まり、家事量が一気に増える
・後追いがスタートし、トイレにも行けないことも

→ 肉体疲労+精神的に張りつめる時期。


1〜2歳(イヤイヤ期/自己主張爆発期)

・とにかく「イヤ!」が始まる
・公園でもお店でも“走る・逃げる・暴れる”
・言葉は出てきているのに意思疎通はまだ曖昧
・全力拒否からの癇癪で外出も一苦労

→ 感情のコントロールができない子どもに合わせ、親も消耗しやすい。


3〜5歳(幼稚園・保育園時代)

・イヤイヤは落ち着くが“自己主張・お友達トラブル”が増える
・園行事・持ち物準備・送り迎えなどスケジュール管理が必要
・習い事や「やりたい/やりたくない」も増える

→ 子どもが成長しても、負担の種類は「外向き」へ移動するだけ。


6〜8歳(小学校低学年)

・身体は成長し手は離れるが、勉強・宿題・友達関係で悩みが発生
・親の「学習サポート」「登校しぶり対応」などが増える
・習い事・送迎・学童など“時間管理”の負担が増加

→ 手が離れたようで実は“メンタルサポート期”に突入。


「ずっと同じ大変さではない」という視点

育児はよく「0歳が大変」「イヤイヤ期が地獄」などと言われますが、
大変さの種類は “山→谷→また山” のように形を変えて続いていきます。

「この時期を抜けたら楽になる」ではなく、
**「負担の内容が変わっていく」**と捉える方がリアルです。


つらさを軽減するためにできること(公的サポート含む)

産後ケアサービス
自治体によっては宿泊型・デイサービス型・訪問型などがあり、低価格で利用できる場合もあります。

ファミリーサポート・一時預かり
働いていなくても利用できる自治体も多い。「預けるハードル」を下げておくのは大切。

保育園・幼稚園・学童を“早めに調べる”
0歳〜3歳の大変さは、育児の負担と家事の負担が重なりやすいため、外部リソースがあると圧倒的に楽。

家事の自動化・時短化も立派な育児対策
(例)衣類乾燥機・食洗機・ミールキットなど
→ 育児がつらい原因=育児だけではなく「タスク全体の多さ」


まとめ

育児は「何歳が一番大変」というよりも、
“その時期特有のしんどさ”が次々に切り替わっていく のが特徴です。

✔ 新生児期 → 体力の極限
✔ イヤイヤ期 → 感情の消耗
✔ 幼児期 → 外的スケジュール負担
✔ 小学生 → メンタル・学習サポート

だからこそ、
「全部を自分だけで抱えなくていい」
「つらさの種類に合わせてサポートや仕組みを変えていく」
という視点が必要だと思います。

育児のしんどさは、“自分が悪いから起きている”わけではありません。
仕組みと環境を整えながら、長く続く子育てを少しでもラクにしていきましょう。

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