「子どもが小さいうちに、できるだけ負担なくディズニーを楽しみたい」
そんな思いから、今回は3歳の子どもと2人だけのディズニー旅行で
**バケーションパッケージ(乗り放題プラン)**を選びました。
前回の記事では全体像や考え方を書いたので、
この記事では **実際に選んだバケパの中身(内訳)**と
ホテルによる金額差について、具体的にまとめます。
今回選んだバケーションパッケージの内容
今回利用したのは、
**「対象アトラクションを乗り放題!2DAYS」**のバケーションパッケージです。
基本条件
- 大人:1名
- 子ども:1名(3歳・添い寝・チケット代無料)
- 日程:1泊2日
- 1日目:東京ディズニーランド
- 2日目:東京ディズニーシー
バケーションパッケージの内訳
今回のバケパには、以下の内容が含まれています。
- パークチケット
- 東京ディズニーランド:1デーパスポート
- 東京ディズニーシー:1デーパスポート
- 対象アトラクション利用券スペシャル(乗り放題)
- 対象アトラクションは時間指定なしで何度でも利用可能
※ファンタジースプリングスのアトラクションは対象外
- 対象アトラクションは時間指定なしで何度でも利用可能
- アトラクション利用券(時間指定)
- ショー鑑賞券
- フリー特典
- フリーポップコーン券
- フリーチュロス券
- フリーアイス券(いずれか1つ選択)
- フリードリンク券
- オリジナルグッズ引換券
今回の比較条件について
今回のホテル比較は、条件をできるだけそろえた状態で行っています。
- レストランの事前予約:なし
- ショー鑑賞:1つのみ
- フリー特典:フリーチュロスを選択
- アトラクション利用券(時間指定)
アナとエルサのフローズンジャーニー×2
ラプンツェルのランタンフェスティバル
ホテル以外の内容はすべて同条件です。
そのため、金額差はほぼ「宿泊ホテルの違い」によるものになります。
バケーションパッケージは、
レストランやショーを追加するほど金額が上がる仕組みなので、
今回は「最低限でもどれくらい差が出るのか」を知るため、
あえてシンプルな構成で比較しました。
セレブレーションホテルを選んだ場合の料金
東京ディズニー・セレブレーションホテル
(ウィッシュ/スタンダードルーム)
- 大人1名+3歳児1名
- 合計金額:約 14万円
セレブレーションホテルは、
ディズニーホテルの中では最もリーズナブルな価格帯。
- 客室はシンプル
- パークまではシャトルバス移動
- 「寝るだけ」と割り切れる人向け
その分、
**「バケパの中身にお金をかけたい人」**には相性がいいと感じました。
スプリングスホテルを選んだ場合の料金
東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル
(ベイエリアサイド/スペリア・アルコーヴルーム)
- 大人1名+3歳児1名
- 合計金額:約 20万円超
セレブレーションホテルと比べると、
同じ内容のバケパでも約6万円以上の差が出ました。
- パーク直結の立地
- 新しくてきれいな客室
- 移動のラクさは圧倒的
「とにかく楽をしたい」「ホテル重視」という場合は魅力的ですが、
今回は予算とのバランスを考えて見送りました。
大人2人になると、単純に2倍ではない理由
バケーションパッケージは、
人数が増えてもホテル代が比例しないケースがあります。
- ホテルは1部屋あたりの料金設定
- 多くの客室は4人まで同料金
- 大人が2人になると、1人あたりの宿泊費は下がることも
つまり、
- 大人1人+子ども1人 → 割高に感じやすい
- 大人2人+子ども → 1人あたりの負担は軽くなる
という仕組みです。
家族構成によって、
「バケパ=高い」と感じるかどうかは大きく変わります。
なぜ「乗り放題」を選んだのか
3歳の子ども連れだと、
- 待ち時間が長いとぐずりやすい
- 寒さ・暑さで体力を消耗しやすい
- 時間指定があると移動が大変
という現実があります。
乗り放題なら、
- 時間に縛られず、その場の流れで動ける
- 子どもが気に入ったアトラクションに何度も乗れる
- 混雑時でも「並ばない選択」ができる
「楽しむこと」より「疲れないこと」を優先できるのが、
ワンオペには何より助かるポイントでした。
DPA・プライオリティパスとの違い
今回のバケパでも、
ファンタジースプリングスのアトラクションは時間指定でした。
この点は、
DPA(ディズニー・プレミアアクセス)と仕組みは似ています。
ただ、バケーションパッケージの場合は、
・事前に利用枠が確保されている
・当日にスマホで空き状況を確認し続ける必要がない
・「取れなかったらどうしよう」という不安がない
という安心感がありました。
DPAやプライオリティパスもとても便利ですが、
人気のアトラクションでは、
開園待ちをしないと取得できないことがあったり、
当日はスマホでタイミングを確認する場面も多くなります。
時間指定がある点は同じでも、
「確実に体験できるかどうか」
「当日の負担がどれくらいか」
この違いは、子ども連れ・ワンオペでは大きいと感じました。
バケパは、
「ここだけは時間指定」「それ以外は自由」
というメリハリがあり、
全体の流れを自分たちのペースで組み立てやすかったです。
バケパは高い。でも「後悔しない選択」だった
確かに、バケーションパッケージは安くありません。
ですが、
- 並ばずに乗れる
- 時間に追われない
- 子どもとの思い出に集中できる
この安心感を考えると、
「行って疲れた」「もう来たくない」にならないための保険だと感じています。
まだ先の話でも、
「いつか子どもとディズニーに行きたい」と思っているなら、
少しずつディズニー貯金をしておくのも、ひとつの選択肢です。







